今回は「VUCA(ブーカ)」ついてお伝えしたいと思います。
Contents
「VUCA(ブーカ)」とは?
まずはこのVUCAについて少し解説します。
VUCAというのは、次の4つの単語の頭文字を取ってできた言葉です。
【VUCA(ブーカ)】
「V」:volatility(変動性)
「U」:uncertainty(不確実性)
「C」:complexity(複雑性)
「A」:ambiguity(曖昧性)
これらの単語から成り立っています。
これらの単語からも分かるように、VUCA(ブーカ)とは、まさに今の時代のようなことを表していますよね。
もともとはアメリカが軍事用語として使用していたのが初めで、2010年代からビジネスシーンで使われるようになったそうです。
先の未来を予測できない時代
このVUCA時代というのは、「先の未来を予測できない」時代という意味で使われます。
今まではある程度、先の予測して、戦略を立てて計画・実行をしてきたと思います。
そうやってビジネスなんかもしてきたと思います。
でも、今の時代は半年後どうなっているかなんて、予測不可能になっていますよね。
世界情勢や環境問題もそうですし、昨今の新型コロナなんかもそうですよね、またIT技術の進歩でビジネスシーンが激変しています。消費者のニーズも日々変わってきています。
今まさに、このようなVUCA・予測不能な時代の真っ只中にいるといえます。
VUCA時代を乗りきるメンタルスキル
そこで、これからの時代で戦うにはこのVUCA時代を乗り越えられる「メンタルスキル」がとても大事だと感じています。
というのも、この先「想定していたことが覆る」なんてことは頻繁にあると思っているからです。その都度、落ち込んでいたら、先にはなかなか進めません。
なので、色々な失敗を早い段階でしておくことで、将来的な大きな失敗を防ぐ対策になったり、例え、そこで大きな失敗したとしてもメンタルの回復をすぐできるようになるからです。
よく子供にも小さな失敗、ケガはさせた方がいいって言いますよね。もしかするとそれとよく似たことかなと思います。
VUCAは教育面でも注目されています。
教育の面でもこのVUCAはとても注目されています。
今までの日本の教育は詰め込み型と言われていて、暗記が主流の勉強法でした。それは日本が産業革命の時に、同じ作業を淡々とこなせる人材が必要だったことに由来すると言われていたりします。
でもこれからの時代では、色々なことに対応できる能力、メンタルが必要になってくると思います。
今までと同じ勉強法をしいては将来困るんじゃないかなぁと。
マルチプルインテリジェンス教育
ちなみに今、マルチプルインテリジェンス教育というものが一部の学校で取り入れられるようになってきているそうです。
これは人間の能力を、学力だけではなく、多重の知能が備わるようにプログラムされた教育になっています。よく言われる「MI理論」のことです。
【MI理論】
- 言語的知能
- 論理・数学的知能
- 空間的知能
- 音楽的知能
- 身体運動的知能
- 対人的知能
- 内省的知能
- 博物的知能
というように分かれています。
その中でも今回のテーマでもあるVUCAに対応しているのが、⑦番の内省(ないせい)的知能に当たるところです。
この内省的知能がいわゆるメンタルコントロールのことで、ここが自己肯定感にも繋がります。
VUCA時代を乗り越えるために
VUCA時代を乗り越えるためにも必要なのがメンタルコントロール。
でも、このメンタルコントロールってとても難しいなぁと日々感じています。
予測不能なことが起きたときにどう対応できるか、これからの時代には特に必要となってくる要素です。
日々の訓練である程度はできるようになるそうなので、私も取り入れていきたいなぁと思っています。
ということで、ここまで VUCA(ブーカ)って何か、どうして注目しているか、についてお伝えしました。
そしてもう一つ、このVUCA時代を乗り切るための思考法について、続きはwebコミュニティでお話ししています。
もしよかったらこちらからご参加頂けると嬉しいです。
🔽音声配信:【VUCA】これからの時代を生き抜くためのメンタルスキル