教育移住

タイに家族で海外移住するビザ、子連れで教育移住したい人におすすめのビザ【3選】

「タイで子供に教育を受けさせたい」「タイに海外移住して暮らしたい」

この思いを満たすためのビザには、どのような種類があるのでしょうか?

タイは人気な都市の1つで、実際、海外に住んでいる日本人でアメリカに次いで多い国。
気候も人柄も穏やかで親日的な国として知られていて、とっても住みやすい国なんです。

水野ちか
水野ちか
人気のタイなのですが、タイにビザなしで滞在できるのは、日本人は通常30日以内(60日間まで延長可能)。
タイに移住するためのビザはどうすればいいのか悩むところです。

年齢が50歳を超えていれば、長期滞在ビザ(リタイアメントビザ)は取りやすいのですが、50歳以下の場合、ビザを取るのが難しくなってきています。

そこで、こちらのページでは、タイに海外移住したい人、タイに教育移住したい人がとるビザについてまとめています

タイへの海外移住を検討している人はよかったら参考にしてください!

タイに長期移住するビザの種類3つ

タイにも様々なビザがありますが、家族で海外移住して子供をインターナショナルスクールに通わせるなら、これからご紹介する3つのビザを知っておくといいかもしれません。

タイに海外移住して子供をインターナショナルスクールに入れようと思ったら、この3つのビザが選択肢に上がってくるのかなぁと思います!

【投資家ビザ】

条件:1000万バーツ(約3500万円)の定期預金かコンドミニアム購入

まず1つ目のビザは、資金がある方にはいいのかな、という投資家ビザです。

投資家ビザというビジネスビザは、定期預金又はコンドミニアム購入代金が合計1000万バーツ(約3500万円)以上が必要。

定期預金なら3%前後の金利がつくので資金に余裕があればありかなとは思うのですが、3500万円を3年以上預け入れる必要がありますし、マレーシアのMM2Hに比べても預け入れ金額が高いです。

それに、自分で住むならコンドミニアムを購入するのも手段の1つですが、投資用の購入となると、時期や場所状況など難しいような気もします。

お金で解決する、という面では簡単に取れるビザなので、投資家ビザある意味でビザを買うという印象ですね。

【タイランドエリート】

タイ政府観光庁の会員制クラブ

2つ目のビザは、タイランドエリートと呼ばれるものをご紹介します。

タイ政府観光庁が運営している会員制クラブでが発行していて、5年・10年・20年のビザを50万バーツ〜200万バーツ(175万〜700万円)を支払って取得するというものなんです。

タイランドエリート メンバー7種別

タイランドエリートは、ビザをお金で買うというイメージの方しっくりします。

ちょっと考えものなのが、このタイランドエリート、タイ政府観光庁が運営するだけあって、安心感がある一方で年々赤字が続いていて、この制度がいつ終わってしまうかもわかりません。
実際に、かつて新規募集を打ち切っていて、2013年に再開したということがありました。

タイ政府が運営しているので、「はい、やーめたっ」は、さすがにないとは思いますが、募集をやめてしまうことは考えられます。

募集がなくなるとなると、もしタイランドエリートを持っていたらプレミアビザになることは間違いないですね!

【ロングステイビザ】

50歳以上の人のリタイアメントビザ

3つ目にご紹介するのが、タイのリタイアメントビザであるロングステイビザ。

50歳以上の年齢の日本人であれば、このロングステイビザはとっても魅力的なんです。
条件としては、

  • 80万バーツ(約280万円)以上をタイで預金する
  • 月々の収入が6万5千バーツ(約23万円)以上
  • 預金と収入の合計が80万バーツ(約280万円)以上

この3つのいずれかを満たしていればオッケーで、最長10年のビザを取得できます。これはマレーシアのMM2Hよりも取りやすい長期滞在ビザの1つです。

それに、ロングステイビザを取得したら、その配偶者もビザが支給され、子供は教育ビザを申請できるんです。

タイで教育移住するための方法【ビザ編】

ここからは、タイで教育移住するならこんな方法があるよ、というのをご紹介していきます。

子供と一緒にビザをとろうと思うと、これからご紹介する5つの方法が考えられるので、よかったら参考にしてみてください!

1. 親にも子供にもビザを出してくれるインターナショナルスクールを探す

学校によっては、親にも子供にもビザを出してくれる学校があります。
ただ、その学校はとても限られていて、そのインターナショナルスクールがタイ政府からの許可があるかどうかによるものだそうです。
インターナショナルスクールが親のビザまで出してくれるかどうか確認が必要です。

2. 子供は学生ビザ、親は語学学校に通って学生ビザを取る

比較的に多いのは、子供には学生ビザを出すという学校です。
あとは、親は語学学校に通って学生ビザを取る、という流れです。

親の学生ビザといっても、形だけではなくきちんと語学学校に通って、タイ語をある程度理解する必要があるんです。
3ヶ月に1度イミグレーションで更新手続きが必要で、ビザ更新の時にはタイ語で面接が実施されます。

3. 子供は学生ビザ、親はタイランドエリートを取る

こちらが一番おすすめかな、と思うのですが、子供にはインターナショナルスクールで学生ビザを出してもらって、親はタイランドエリートを取得する、という方法です。

4. 子供は学生ビザ、親が50歳を超えていたらリタイアメントビザを取る

子供はインターナショナルスクールで学生ビザを出してもらい、親はリタイアメントビザを取る、という方法です。

5. タイランドエリートからロングステイビザへ

年齢が50歳になるまでは、タイランドエリートで過ごし、50歳を超えたらロングステイビザを申請するという方法です。
年齢から逆算してタイランドエリートを購入するようにします。

タイで長期移住するまとめ

タイは、マレーシアやフィリピンに比べると、ビザ取得が少し難易度が高い感じがあります。

個人的には、当面は子供は学生ビザ+親はタイランドエリートで滞在し、50歳以上になったらロングステイビザに切り替える。という方法がいいかなと思っています

ただ、ビザの条件は悪くなっていく一方で、ロングステイビザがいつなくなるかも正直わかりません。
こればっかりは、早く50歳になりたい!と思ってしまうのですが、いやいや、今できる最前の方法をとるしかないです。

タイは教育移住の候補地の1つなので、タイランドエリート取得するぞっ!えいえいおー!