マレーシア

【読書の秋🍁】クアラルンプールでの日本の本事情ー1冊の本で人生が変わるー

水野ちか
水野ちか
こんにちは、水野ちかです。今回はマレーシアでの「日本の本」のことについてお伝えします。

先日、自宅待機も長引いてきていたこともあって、無性に「本」が読みたくなったので、スリアKLCCショッピングモールの中にある紀伊國屋書店へ家族全員の欲しい本を探しに行ってきました!

クアラルンプール・日本の本事情

クアラルンプールで「日本の本」を買うには?

クアラルンプールでは、日本の本を店頭で買おうと思うと、スリアKLCCの紀伊国屋書店しかないかなぁと思います。

店頭以外で本を買うなら、アマゾンで海外発送するか、
もしくはキンドルもあるんですけど、キンドルは日本にいる時に購入しないと見れないなど、海外にいる人には様々条件や制限がかかります。

あとは以前の動画でも紹介したフリマサイトで購入する方法です。
出品されている本の中でほしいものがあれば購入するという感じになってきます。

こんな感じで、
マレーシアで日本の本を購入する方法は意外と限られています。

日本の本の販売価格は約1.6倍

購入する方法も限られていますが、さらに値段が結構高いので、これには最初ビックリしました。

新品だとおよそ日本での販売価格の1.6倍くらいの金額になります
これは、頻繁にたくさんの本を買うのは躊躇してしまいますよね。

本をたくさん読みたい!

でも子供にもいっぱい本を読んでもらいたいし、私も本が好きなので、できるだけ本には触れていたいなぁと思っています。

日本にいる時は、アマゾンのプライム会員になっていて、結構頻繁に本を購入していました。

マレーシアに来る時にも日本から本を事前に用意しておいて持って来てはいたんですけど、
移住して1年経って、そろそろ新しい本も読みたいなぁ、と思っていて

それで今回、紀伊國屋書店に行ってきました。

そこで大人の本2冊・子供の本2冊を買って来ました。

日本円で購入した場合だと4冊で約5,300円なんですけど、
マレーシアで購入したら、同じ4冊でRM308 日本円で、約8,000円でした。

ちょっと高いなぁと思うんですけど、自分が帰国して持ってくることなんかを考えると、
全然いいですし、ましてや今のこの状況ではなかなか帰国できないのでこうやって日本の本が、しかも新作を購入できることが逆にありがたいなぁとも思いました。

クアラルンプールでの日本の本を購入する方法

マレーシア・クアラルンプールでの本事情についてなんですけど、
日本の物は完全に輸入なので、輸送費がかかるので日本で購入するよりは高いのはもちろんです。

他に日本の本をマレーシアで購入する方法としては、Amazonでまとめて購入するっていう方法があります。
もちろん こちらも輸送コストはかかるんですけど、まとめて購入する方が少しお得に購入できます。!

クアラルンプールでの日本の本の貸し出し

マレーシアには英語や中国語、マレー語の本はたくさんあるんですけど、
日本語の本を購入するなら、先ほどお伝えしたスリアKLCCの紀伊國屋書店しかありません。

そして、貸し出しというと、こちらに図書館としてあるのは日本人会の中とミッドバレーの隣にある所のみみたいです。

日本人会では入会が必要だったり、ミッドバレーの隣にある図書館は種類が少し限られていたりして。
こんな感じで借りに行くのも場所も限られているし、あまり手軽じゃないですよね。

なので、やっぱり日本の本触れる機会が少ないなぁと思います。
私たちが学生の頃は、学校に図書館があって1週間に2〜3冊借りてたように記憶しています。

もちろんこちらのインターナショナル校にも図書館はあります。
貸し出しもOKです。ただそれはほとんど英語や中国語・マレー語の本です。

たまには日本語の本も読みたいですし、子供には日本語も覚えてもらいたいので
本を読む機会は大事です。

そこで、ちょっと思ったのが、オンライン図書館とかあればいいのになと思います。
そうすれば、もっと手軽に本に触れる機会が増えるのになと思います。
もしかすると、海外に住む日本人の多くもそんな風に思っている方もいらっしゃるんじゃないかなぁと思います。

今は日本への行き来も簡単にはいかず、郵送物もスムーズではありません。

ネットで見たんですけど、海外ではオンライン図書館はリアル図書館と同じぐらいの認知度があるそうです。日本ではあまりそういう世界に向けた動きはありません。もっと外へ発信してもいいんじゃないかなと思います。

電子版だと紙を使用しないので、エコですし、紙特有の色あせやページが破れていたり、汚れていたりもありません。

しかも借りに行く手間や返しに行く手間などもありません。
書籍の在庫管理もしやすく、場所も必要ありません。

いろいろと著作権や使用料など課題はありそうですけど、このような動きは今後あってもいいんじゃないかなと思います。

本離れ、活字離れという言葉を聞き出して久しいです。
今は携帯などで動画を見たり、音声を聞く時代になっています。

どうしても子育て世代は共働きも多くて、家に帰って家事をして、寝る準備をして、また早起きしてすぐに出かける準備に追われますよね。

意識しないと時間がとれません。

通勤時間や隙間時間でしか、情報収集ができにくくなっているのも本離れ、活字離れの原因の一つかなと思います。

オンライン図書館なら、家での隙間時間を使って 子供と本を一緒に選んだり、読んだりできそうです。
しかも場所も問わずなので、お出かけした時も かさばらず 便利なんじゃないかなと思います。

私も1冊の本で人生が変わるような出会いをしたので、本は読んでほしいし、そのような体験を多くの人にも体験してほしいなと思います。

もちろん実物の図書館は、やっぱり手で触ったり視覚的に探したりできるので、それは残るべきだと思います。

海外移住できるかもしれないって思えるキッカケを貰えた

本は本当に価値あるものだと思っています。

一冊数百円から数千円、まぁ専門書とかだと数万円のものもあったりはしますけど、
この金額で、作者の体験とか知識とか、思考とか生き方とかたくさんの事を学ばせてもらえるので、すごく価値あるものだと思います。

時に勇気づけられたりとか、人生を豊にしてくれるものもありますよね。

私も海外移住を目指し始めた頃から、読む本の種類が劇的に変わりました。

これまでは長編小説や話題の本が読書の中心だったのが、理想に近いライフスタイルを送る人の本や、今までは手にも取らなかったようなお金に関する本も読むようになりました。
もしかすると今までは目に入っていても敬遠していた分野だったかもしれません。

でも、本を読んで様々な価値観に触れることで今まで持っていた固定観念みたいなものが一気に吹き飛んだり、今までの考えとは180度変わったりすることもありました。

本を読んだおかげで、海外移住ができるかもしれないって思えるキッカケを貰えたり、
本から得られる知識って本当にすごいなぁと思うんです。

1冊の本で人生が変わる!

本当に「1冊の本」で人生が変わることはあると思います。

なので、子供にも本に触れる機会をたくさん持って欲しいなぁと思ってます。

なるべく私自身も子供の前で本を読むようにしていますし、毎晩、寝る時には、読んで欲しい本を子供達自身が自分で選んで持ってきます。
日によっては上の子が代わりに読んでくれたりもします^^

最近、自宅待機も続いていて私も日中に本を読んだりしていたら子供も興味を持ったのか、読める漢字が見つかったみたいで、「そんな本を読んでみたい」と言っていました。

大人が「これして欲しい」って思っていることとかは、なかなかやってくれませんけど、親がしていることってすぐ真似しますよね。

これからもなるべく子供の前でも本を読んで、本に興味・関心を持ってもらえたらなと思います

日本から出てみて気が付いたこと

このように「本」1つのことをとってみても、こうやって日本から出てみて、気づくことだと思います。
日本にいる時は当たり前すぎて、何も思いませんでした。

また新しい気づきや発見があればシェアしたいなぁと思います。

ということで、今回はマレーシアでの日本の本事情についてお伝えしました。

 

🔽【読書の秋🍁】クアラルンプールでの日本の本事情ー1冊の本で人生が変わるー