「海外でも暮らしていける選択肢が欲しい」そう思ったのが2013年。それから本気で海外移住に向けて仕組みづくりを初め、2018年マレーシアのMM2Hビザを家族で取得しました。
マレーシア・マイ・セカンドホームビザ、略してMM2H(エムエムツーエイチ)は、マレーシアロングステイビザとも呼ばれ、最近ではよく耳にするようになってきました。
2012年頃の当時はリタイアメントビザとして60代の退職して年金を受け取っている世代の方に人気のビザでもあったのですが、近年では30代や40代で取得する人も増えてきているんです!
私のように、30代40代で「よーっし、マレーシアMM2Hビザ取得するぞーぉぉぉ!」と意気込んでいる方や、ちょっと取得してみようかなぁと興味を持っている方の少しでも参考になれば幸いです!
こちらのページでは、マレーシアMM2Hビザの現役取得者である私が、実際に取得するまでに疑問に思っていたことや、取得してみて思うことなどをまとめています。
※2021年10月から新条件に変更されています。▽新しい条件のまとめはこちらからどうぞ▽
Contents
マレーシアの入国条件
マレーシアは、基本的には日本人はビザなしに入国することが可能なんです。
1度の入国で90日間はビザなし(ノービザ)で滞在できます。
マレーシアでの滞在が91日以上になりそうなら、いったん日本に帰国して、またマレーシアに入国することもできます。でもその場合1年間の最大滞在期間は半年までと決まってるので、91日以上の長期滞在をするなら、ビザを取得します。
マレーシアで91日以上滞在するためのビザには何種類かあるのですが、こちらのページでは海外移住するためのビザ、MM2Hビザについて詳しくご紹介しますね。
マレーシアMM2Hビザってどんなビザ?
マレーシアMM2Hビザとは10年間有効な長期滞在ビザで、有効期限内なら何回でもマレーシアに出入国ができます。
10年後に更新も可能なので、限りなく永住権に近いと言われているんです。
- 有効期限10年
- 10年後も更新可能
- 最低滞在日数を満たさなくても大丈夫
それとこのビザのポイントは、1年間の最低滞在日数を満たす必要がないこと。
MM2Hビザを取得してもマレーシアに住む義務はありません。
1度取得さえしてしまえば、どこに住んでいてもかまわないんです。
しばらくは日本に住んでいて数年先に移住する、なんていう場合でも大丈夫です。
こんな理由から、20代30代といった若い人でも、現在の取得条件を満たしているなら取得しておいて将来リタイアしてからマレーシアに住む計画にしている人も多くいるんです。
年々ビザの条件は厳しくなると言われているので、取れる時にとっておきたいビザの1つかなと思っています!
マレーシアMM2Hビザ取得条件
マレーシアのMM2Hビザ取得には、財産証明・収入証明・定期預金の3つが必要になります。
年齢制限はなく、経済面での条件さえクリアすれば誰でも取得できます!
50歳未満:
RM500,000(1350万円)以上の資産証明と月RM10,000(27万円)以上の収入証明
仮承認が下りたら、RM300,000(810万円)の定期預金
50歳以上:
RM350,000(945万円)以上の資産証明と月RM10,000(27万円)以上の収入証明または年金証明
仮承認が下りたら、RM150,000(405万円万円)の定期預金
※RMとは、マレーシアの通貨リンギットのことです。
日本円は1RM=27円で計算しています。
マレーシアのMM2Hビザは、年齢制限がないことでも取得しやすいビザの1つだと思っています。
条件さえ満たすことができれば誰でも取得が可能で、日本人の取得者も年間300〜500人もいるんです!
マレーシアMM2Hビザのメリット・デメリット
毎年世界中で3000人もの人が取得しているマレーシアMM2Hビザ。
中でも日本人は国別で第2位の取得者数で、年間300名を超えています。
そんな人気のマレーシアMM2Hビザ、そのメリット・デメリットはどんなことがあるんでしょうか?
- 10年間自由にマレーシアに滞在することができる
- 10年後の更新も可能(限りなく永住権に近い)
- 家族を同伴できる
- 定期預金の利子に対するが税金免除
- 日本から送金される年金の税金免除
- マレーシア国内で投資ができる
車の輸入が免税・車の購入が免税(2017年12月廃止)- HSBCプレミア口座が持てる
- 経済面での条件クリアが必要
- 取得までに時間がかかる
- 本申請は家族全員マレーシアに行く必要がある
- 定期預金で預ける必要がある
2018年にMM2Hビザを実際に取得して感じた、「これがマレーシアMM2Hビザ!実際に取得してみて感じるメリット・デメリット」で上記のメリット・デメリットについて詳しくまとめているので、マレーシアMM2Hビザを取得したい人はぜひ参考にしてみてください!
マレーシアMM2Hビザの申請方法
マレーシアMM2Hビザの申請先は、日本ではなくて、マレーシアのMM2Hセンターと呼ばれる場所になります。
個人でも申請はできるのですが、ビザを確実に取得するためには、センターの正規代理店を通じて申請を代行してもらうのがおすすめです。
というのも私個人的には、正規の代理店さんにお願いして本当によかったなぁと思っています。
私がお願いした代理店さんでは、用意する書類を事前にチェックしてくれて、これなら大丈夫!とか、他の提出書類で代用できるものはないですか?なんていうアドバイスをしてもらえました。
経験が豊富なので、ビザ取得条件を満たせる書類はどんなものなのかを、きっちり把握されてるんですね。
マレーシアのMM2Hビザは取得しやすいとはいえ、申請書類は本当に複雑なものが多くそれに慣れない英語で書かれています。
MM2H取得と同時にHSBCマレーシアプレミア口座も開設するのですが、その申請手続きも合わせて行ってもらえるので安心です。
MM2Hビザの本申請は、マレーシアのクアラルンプールで行われます。
しっかりしたサポートを受けられる代理店にお願いしないと、せっかくマレーシアまで足を運んでいるのに手続きがうまく行かなかったり、ひどい場合はビザ取得ができなくてまたマレーシアに後日出向くことになりかねません。
もし、ビザの申請をどうしようか迷っていたり、この収入証明で大丈夫かなぁなど、もっと詳しく聞きたいという方は、私がお願いした正規代理店さんをご紹介させていただきます。
子連れでも現地で本当によくしてもらいました。申請当日は、学校視察も組み込んでくれたので、有意義に過ごすことができました。
日本人なので安心して任せることができますよ。
もよかったらコチラのお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
エージェントの方におつなぎさせて頂きます。
マレーシアMM2Hビザ取得して思うこと
5年前からマレーシアのMM2Hビザの存在は知っていました。
でもまだその頃は、自分たち家族が全員取得できるなんて思ってもいませんでした。
いつかは絶対取りたいなぁ…それまでなんとか無くならないでーー、条件変わらないでーーと、ただただ願っていました。
ビザを取得するには、取得の条件をクリアしなければいけません。
私たち家族がマレーシアMM2Hビザを取得することができた理由の1つは、お願いした代理店さんがアドバイスをくれたおかげだと思います。
色々と相談に乗ってくれたり、申請時期を為替に合わせて見計らってもらったりと配慮してくださいました。
2015年に初めてマレーシアという国を訪れて、教育移住には本当によさそう!と思ったんです。
マレーシアへ海外移住が現実になりそうだなんて、その頃の私は思いもよりませんでした。
人間、何か目標を持って努力し続ければ、その想いを成し遂げられる時が来るのかもしれませんね。
少しでも条件が良い状態の時に取得しておくことをオススメします。