今回は最近マレーシアで始まったマレーシアのデジタルノマドビザについてお伝えします。
前半はマレーシアのデジタルノマドビザについて、後半は私たち家族のビザについての考え方や今後のことについてシェアしたいと思います。
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マレーシアのノマドビザとは？（DE Rantau Nomad Pass）
「デジタルノマドビザ（DE Rantau Nomad Pass）」と呼ばれるビザがマレーシアでこの10月1日から受付が始まったようです。
通常、日本人のパスポートだったらビザ無しでマレーシアに滞在できるのが最大で90日というのがあるのですが、このデジタルノマドビザは基本は3カ月〜12カ月間滞在ができ、延長申請などして最長で2年間マレーシアに滞在できるビザだそうです。
このデジタルノマドビザを取得するための条件などを現時点で分かっている範囲でちょっとみていきます。
マレーシアのノマドビザの申請条件や申請方法は？
まずはデジタルノマドビザの取得条件についてみていきます。
対象業種
ビザの対象となる業種としては、IT系とかマーケティングとか、デジタル系の職種で、
対象の就業形態はフリーランスの方、または個人事業主の方、もしくは企業に属してはいるが出社の必要のないリモートワーカーの人でそれらを証明できる各種書類が必要です。
自分で仕事をしているフリーランスの人だけでなく、マレーシア以外の国で企業に雇用されていてもリモートワークが可能な方もジタルノマドビザの申請が可能なんですね。
今時な感じです！
年収
次に年収です。ビザを申請できる最低年収は24,000 USドル（日本円で約360万円 1USD=150円）とされています。
以上が今分かっている条件です。
申請方法について
続いて、申請方法についてです。
申請にはパスポートコピー、業務経歴書、企業に属している方は雇用契約書、年収証明書、無犯罪証明書、医療保険加入証明書など各種証明書が必要になってきます。
そして、ビザの申請費用が1000リンギット必要です。
マレーシアのジタルノマドビザは、配偶者と子供の帯同が可能のようで、それぞれに申請費用がRM500/人が必要です。
詳細については、今後順次発表されていくとのことです。
デジタルノマドビザはマレーシアだけでなく他の国でもあります
このようなデジタルノマドビザは今世界各国、私の知るかぎりですが10数カ国以上で色々と出ています。
時代の流れでリモートワークが取り入れられて一般化されるようになって来て、ビザの問題で長期滞在出来なかった方が、デジタルノマドビザで、1年とか2年とかある程度長期間住める場所ができるというのは、より安定した生活ができるようになると期待されていて、
世界の中でも利用しやすいビザになると言われているのが、このマレーシアのデジタルノマドビザなんです。
マレーシア・クアラルンプールのインターネット環境について
今私が住んでいるのがクアラルンプールなんですけど、実際、約3年間過ごしてみて、
クアラルンプールのインターネット環境は充実していているなぁと思います。
そこまで不便を感じず過ごせています。
自宅以外でも作業ができる環境があって、コワーキングスペースはもちろん、ノマドワーカーに優しいカフェがたくさんあります。
街の多くのカフェではコンセントやFreeWi-Fiがあります。
でも時に通信が遅かったり、壊れてて繋がらないみたいなことはありますが、そんな時は携帯でテザリング凌いだりしています。
実際に街中のカフェなどで仕事をしている人をよく見かけます^^。
フリーWi-Fiを利用するときの注意点
余談ですが、公共の場所でインターネットやWi-Fiへの接続をするという場合は、VPNなどの防犯対策は必ずすることを強くお勧めします。
ちなみにVPNというのはご存知でしょうか？VPNとは、Virtual Private Networkの略で「仮想専用線」といって、送信側・受診側を第三者に見えない仮想的な通路で繋いだ状態で通信するという仕組みです。
簡単に言うと、双方の現在地を不明にさせて、通信自体も暗号化して、安全に情報をやりとりできる仕組みと言うことです。
これを何も対策なしで公共のWifiなどに繋ぐとPCなどが無防備な状態になり、PC内の情報が抜き取られたり、ネットに侵入されてパスワードなどが盗まれたりすると言うことです。
なので、FreeWifiを利用する際はぜひノートンなどのVPNで対策をしてから利用することをお勧めします。
分からないという方は、こちらの記事「MACのセキュリティはノートン(Norton)で！安心してスタバやドトールのフリーwifiを利用しよう」でVPNについてまとめていますので、もしよかったらあわせてご覧ください。
私たち家族のビザについての考え方や今後のこと
ここからは後半です。
今回マレーシアで新設されたデジタルノマドビザについてお伝えしたんですけど、海外に長期滞在したり実際に住むにあたっては必ずビザが必要になってきます。
ビザ（VISA）を持つことは選択肢を増やすこと
これまでの動画でもビザの重要性については何度かお伝えしてきていますが、私は人生の選択肢を増やしたいっていう思いがあって、その一つが住む場所の選択肢です。
自分たちが住める場所の選択肢は、これからもしっかり考えていきたいなぁと思っています。
ビザ(VISA)はリスク分散の1つとして考えています
色々な国への滞在する権利があるということは、リスク分散になります。
それは住む場所ももちろんですし、資産も分散できます。
海外での銀行口座を持つためには色々な条件があり、その中の1つにビザが条件の場合があるんです。
さらにビザを取得していてその国の銀行口座を持つと、預金の金利が通常よりよくなったりもします。ビザの特典ですね。
もちろん為替リスクもありますが、そういったところも合わせてのリスク分散だと思っています。
VISA取得は早めの検討を
またビザの条件も改悪があったりするので、昨年のマレーシアのMM2Hでもあったように条件が急に変わって取得出来なくなってしまう場合もあります。
なので、必要になってからというのも分かるのですが、取得できるうちに取得するというのも一つの手段だと思っています。
取得しやすいものは早めの検討をするべきだなと思います。
ビザ（VISA）をきっかけに今後のことを考えてみた
今までコロナで行動が制限されてしまっていたんですけど、徐々に緩和されてきて
これから、いろんな国へ行ったり、
旅行の時には「住む目線」で視察してみたいなぁと思っています。
初めての場所は特に、自分の目でみて、肌で感じる感覚ってやっぱり重要ですよね。
「この雰囲気好きだな」とか「ここはちょっと苦手だな」って人それぞれで
感覚ってみんな違うので、
これから子供達も連れていろんな所に行って色々感じてみたいなと思っています。
移住当初予定していたマレーシア移住の目的の一つの周辺国へLCCで安く行けるというメリットがあまり活用できていないので、だんだんと行きやすくなった海外旅行にも行ってみたいなと考えています。
ただ円安がスゴいですけどね、、
今後も色々な国の動きに注目しておきたいなと思います。
