海外移住の準備って細々とあって本当に大変です。
今回の内容を参考に海外移住の準備をすすめてもらえると嬉しいです!
今回は、「海外に行く前にしておかないといけないこと」の後半の内容です。
前半をまだ見ていない方は、▽コチラも合わせてご覧頂けると嬉しいです。是非参考にしてみてください。
🔼【海外移住の方法】移住までに日本で準備したこと(後半)ー全部お話しますー
Contents
海外移住までに準備したこと
今回は前半に引き続き、海外移住までに準備したことの後半の内容についてお伝えします。
<< 後半の内容 >>
- 車、保険
- 病院
- 税務
- 役所などの手続き
車・保険
まずは、「車と保険」についてです。
自動車免許の確認
自動車免許の更新時期を確認しておくのをお勧めします。
日本の運転免許証は日本でしか更新できません。なので更新の日に合わせて本人が日本に戻らないといけないんです。
もし更新の日が近いなら、期日前申請ができるかどうか確認して事前に更新してから移住しておくといいですね。
国際免許(国外運転免許証)を取得
合わせて国際免許も取得しておくと便利です。
運転免許センターなどで申請して取得することができます。国際免許は、有効期限が1年間で、海外では更新できないので、これも帰国のタイミングで更新が必要です。
自動車無事故証明(英語)
自動車無事故証明(英語)についてです。
マレーシアでで車の保険に入る場合、日本で発行された「自動車無事故証明書」があれば、保険を割引してもらえたりします。
この証明書は、事故してませんっていうのを証明していて、事前に保険会社に連絡をすれば、取得できます。
その時に「英語で記載された自動車無事故証明書」を発行してくださいと伝えれば大丈夫です。
車売却
移住先に車を持って行かない場合、車は置いておくという人もいると思うんですけど、売却をしたりする人も多いんじゃないかなぁと思います。
私も自分の車を売却したんですけど、移住前日の夜に引き取りに来てもらって、そこで書類がもう1枚いることが判明して、出発当日に役所に行かなければいけなくなったりして、結構バタバタしました。
何処で売却するのか決めたり、見積もりをとったり、書類を準備したりするのに時間が必要なので、これも早めに検討するのがいいんじゃないかぁなと思います。
自動車保険「中断証明」取得
普通だったら自動車を手放して、自動車の任意保険を解約すると保険の等級がリセットされるんですけど、この手続きをして「中断証明」を取得しれいれば、車を手放しても、一定の期間内だったら、今まで使っていた保険の等級を適用してもらえます。
将来的に、日本に帰ってきてまた車を乗る機会がありそうなら、取得しておいても損はないのかなぁと思います。
取得や再開には条件があるので、詳細は、契約している保険会社に、連絡して確認してみてくださいね。
任意保険の確認
どんなものがあるかというと、
- 任意でかけている医療保険
- 学資保険
- 個人年金
- 積立 とかもそうですね。
これらが、海外に移住しても有効かどうが確認することが必要です。
中には、「海外旅行なら適用されるけど、移住になったら適用にならないから解約してね」っていう任意の医療保険もありました。
移住の状況とかにもよるので、個々で確認が必要です。
いくつかの会社では、「渡航前の届け出」を出してください、っていう会社もあったり、
日本の指定代理人を立てておいてね、っていうものもありました。
こういった手続きも事前にしておかないといけないと思います。合わせて、各種 住所変更も確認しておくと安心です。
病院
次に、「病院」についてです。
持病があったら事前に相談する
もし、持病があったらかかりつけのお医者さんに相談して、可能であれば事前にお薬を数カ月分もらっておくのをお勧めします。
移住先で病院を探すのに時間がかかってしまったり、同じお薬がなかったりしたら困ってしまうからです。
医師の診断書」「紹介状」取得
お医者さんには、「診断書」を書いてもらうのと、病院が決まっていてもいなくても「紹介状」も書いてもらう依頼をします。
できるだけ、英語で記載されたものをもらっておくのがいいと思います。
英文になると、受け取りに時間がかかるので、これも早めにお願いするのがお勧めです。
カラダのメンテナンス
あと、カラダのメンテナンスをしておくのもいいかなぁと思います。
もし気になる人は、日本で健康診断を受けておくのもいいですし、子供に限らず予防接種を受けておくこともできます。
私は、歯医者さんに行って、歯のメンテナンスをしておきました。
現地でもできることなんですけど、慣れたところで済ませておくのも時間があればおすすめです。
税務
続いて、「税務」についてです。
確定申告をする
必要な人は確定申告を済ませておきます。
(途中でも申告できるので、確定申告が必要な人はしておきましょう。)
納税管理人をたてる
それと、「納税管理人」を設定しておきましょう。
このあたりは働き方にもよるので、税理士さんに相談してみてくださいね。
税金支払い方法を決める
一部、国税で口座振替引き落としを設定しておくこともできるので、合わせて書類を準備しておくといいと思います。
役所などの手続き
最後に「役所などの手続き」についてです。
健康保険・社会保険・年金の手続き
健康保険・社会保険・年金の手続きをしておかないといけません。
乳幼児医療のカード等を返却
それと、受け取っている乳幼児医療のカードなんかがあればそれらを返却します。
細かいことをいうと、「児童手当の資格喪失届け」とかもありました。
ひとそれぞれだと思うので、役所で確認してみてくださいね。
保育園、学校などの届出
私の場合、子供が保育園に通っていたので、退園届けを出しました。
退園の日から逆算して何日前までに提出してね、というものもあるので早めに確認が必要です。
戸籍謄本等取得
次に、事前に戸籍謄本を取っておくと便利なことがあります。
私の場合、娘の学校の入学に必要な書類でbirth certificate(出生証明)があったんですけど、この出生証明をとる時に戸籍謄本が必要だったりしました。
人によっては、現地でパスポートを更新する時に必要になる人もいるので、保険としで持っておくのもいいかなぁと思います。
転出届を出す
最後に、転出届を出す、です。
これも役所で手続きをすることができます。
私の場合、マレーシアでの住所がまだ決まっていなかったんですけど、転出届を出すことができました。
確か、2週間くらい前から出すことができますが、届出を出す日をよく考えて提出するのをおすすめします。
そして、合わせてお伝えしておきたいのが、海外に居住したら、その国で転入届を提出するということです。
これは、移住先の大使館でも提出することができますし、ネットからでもできます。
緊急連絡先やメールアドレスを登録すると、メールにお知らせとかが届く感じになっています。
海外移住するときの準備(後半)まとめ
以上が、移住までにしておくべきことを、私のケースでお話ししました。
これまでお伝えしたように移住までにしておかないといけないことが本当にたくさんあるので、どうしても抜けてしまう部分とか、もっとこうすればよかったと思うところが出てきて当然です。
必ず想定外のことが起きるので、それくらいゆるい気持ちで進めていってくださいね。
準備ができたものからチェックを入れていく感じになっています。(必要ない所は×、人によっては追加記入もしてみてくださいね)
とても長くなりましたが最後まで読んでくださってありがとうございます!