教育移住

インターナショナルスクール入学したけど、登校5日でロックダウン!!オンライン授業を1ヶ月受けてみた|ママの感想・気づきをシェア

水野ちか
水野ちか
こんにちは、ちかです。突如始まった娘のオンライン授業、気がづけば気づきががいっぱいでした!

今回は、娘のオンライン授業を傍で見ていて気がついたことについてお伝えしたいと思います。

インターナショナルスクールのオンライン授業で気がついた子育てメソッド

私はずっと、「海外で教育を受けてみたい」っていう思いがあって、家族でマレーシアに移住しました。

過去の記事でも何度かお伝えしているんですけど、英語の環境だったり、子育ての環境だったり、多民族国家だったり、いろんな事を考えてでマレーシアに来ました。

インターに入学して5日で再ロックダウン

実際に、2021年1月から娘はインターナショナルスクールに入学しました。

残念ながら5日間登校しただけで、それからすぐにロックダウンになって、ずっとオンライン授業です。

なので、約1ヶ月、娘の側でオンラン授業をフォローしていて、そこで、ちょっと思ったことと、気がついたことがあったのでお話したいなぁと思います。

オンラインだけど授業の様子を知れるのは貴重!

娘は今6歳で、日本だとこの4月から小学校1年生になる歳です。

今年の1月からイギリス系インターナショナルスクールのYear2の学期の途中に入学しました。

「作る・試す・実際に手を動かす」っていう内容がすごく多い

実際に授業風景をオンラインなんですけど見ていて、
まず、「作る・試す・実際に手を動かす」っていう内容がすごい多いなぁと思いました。

もしかすると、年齢が小さいので、小さい子がオンライン授業に飽きない様に「何かを作る」という作業を取り入れているのかもしれません。

家にある限られた物を使って想像力豊に何かを作ったり、結果がどうなるか実験したりしています。

卵のパック・トイレットペーパーの芯などなんでもものづくりの一部になりました。

机の上はのりやボンドでベタベタで後片付けが大変なんですけど、それでも子供はものづくりに没頭して
時間を忘れるほど熱心に作りこんでいました。

実はそれが、没頭体験(フロー体験)

この「没頭できる体験」よく(フロー体験)という風に言われたりするんですけど、
フロー体験っていうのが自分の好きなことをしている時に起こる現象で、
モンテッソーリ教育でもこのフロー体験が教育の柱にあるそうです。

世界で活躍している人々は例外なくこのフロー体験をしていることが分かっています。
スポーツ選手なんかもそうです。

周囲から与えれるものより自分の内側から湧き出るモチベーションが高いほうが人は創造的になれるそうです。

興味・楽しさ・満足感・やりがいなんかがモチベーションにつながります。

答えは1つじゃない

それに、答えが1つじゃないのも面白いなぁと思いました。

たとえば、理科の簡単な実験で
「先生のはこうなったよ」「○○ちゃんの結果はどうなった?」

と人それぞれの結果をみんなで伝えあっていました。

使った道具が違ったり、状況が違ったりするので、結果が同じではないのは当然で
実験結果を書く用紙は、それぞれみんないろんな結果を書いていました。

先生は、とにかく褒め上手

先生は、いいところを伸ばすようにしてくれます。
つい先日、先生と親との面談、PTC(Parent Teacher Conference)があったのですが、

娘はインターへ入学したばかりで、英語も十分ではないけど、
いいところを探して褒めてくれました。

・ポジティブに頑張っているね
・クリエイティビティがあるね
・こういうとき、こういうフレキシブルなところがあるね

みたいな感じに、20分間のバーチャル・オンラインでの面談だったんですけど
先生が子供の様子をしっかりと言葉で伝えてくれて、
一つの安心感につながりました。

そういう強みもあったよね、と気付かされたりしました。

本来脳は間違いや欠点に目がむいてしまうもの

というのも脳は、本来正しいものよりも間違ったものに素早く頻繁に気付くように設計されているそうで、
親は無意識に子供の強みより弱みや欠点に目が向いてしまいがちになるそうです。

私もついつい、「もっとこうして欲しいな、こうだったらいいのに」と考えてしまいがちなんですけど、
脳は意識を向けるところにエネルギーが流れるので、
そのこの強みを意識して、「よいところ」を探すようにしていきたいなぁと改めて思いました。

正直、オンライン授業を側(かたわら)で見ていて、娘の今の英語レベルでYEAR2の授業の内容が少し難しすぎるんじゃないかなぁ、って思ったりする時もあったりするんですけど
面談では、そういう不安とかも「どうして大丈夫なのか、どうやってやっていけるのか」具体的に伝えてくれたり、話をしてくれて不安に思っていることとかを払拭してくれました。

 

PTCが終わってからすぐに、私はこどもと主人とお茶しながら今日の先生とのお話を娘にしました。
「先生がこんなところがいいねといってたよ」と娘に伝えました。

幸せな人生を歩む人は、「自分の強みを知っていて、それを使っている」そうです。

今回のPTCをつうじて、娘が自分の強みを自覚する、とてもいいきっかけになったんじゃないかなぁと思います。

落書きが脳をリラックスさせる

ちょっと余談なんですけど、

面白いなぁと思ったことがあって

オンライン授業中に娘が落書きをしていることがちょくちょくにあって、
パソコンの横に置いてあった、小さいはがせるメモに、気づいたら何枚も落書きしてて

この時の授業の内容聞いてるのかなぁ?
分かってるのかなぁ?

と不思議に思っていました。

後から授業の内容を聞いたら、その時の内容はよく分かっていて、宿題のページもちゃんと聞いてて、
「どうして落書きしながら聴けるのかなぁ?」って不思議に思っていたんです。

でも、実は、「落書きが脳をリラックスさせて想像力や思考力を発揮できるひとつの方法」でもあるらしいんです。

落書き、みたいな非集中の時間をとることで、集中モードへの切り替えがスムーズに行えたり、時間の使い方が効率的になったりするそうなんです。

どうやら落書きしていた時間は、オンライン授業の間の誰かの何かをみんなで待っている間だったみたいで
その間にメモ帳全部に落書きして、壁一面に貼っていました。

落書きってきくと=イタズラ

みたいなイメージがあるかもしれないんですけど、実は
脳がリラックスして非集中の状態になると、すっと想像力が高まるそうなんです。

決して授業中の落書きはよくない事なんですけど、出来上がった壁一面のメモ書きには、ちょっと笑ってしまいました。

ということで、オンライン授業を通じて、私が気がついたことをいくつかお話しました。

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