海外移住

マレーシアに移住して改めて考えた、家族で海外移住すべき「5つ」の理由

こんにちは、ちかです。現在私たち家族はマレーシアにいます。2019年10月に家族みんなで海外移住をしました。
もともとは日本に住んでいて、2歳と5歳の子供がいて、サラリーマンをしながら、副業で時間と場所に囚われない仕事をするようになって、現在は完全に「海外移住」してマレーシアで暮らしています。

そんな私が今回は、海外移住の5つのメリット、とくに家族で海外移住したいという人、教育移住したい人向けのお話しをしていきます。

水野ちか
水野ちか

家族で海外移住したい、という人は最後まで聞いて頂いたら、海外移住に対してハードルが下がって価値観が変わると思います。٩( ‘ω’ )و

 

海外に移住することのメリットは5つ

  1. 物価が安いこと
  2. 気候が良いこと
  3. 英語や他の言語が学べること
  4. 様々な文化を体感できること
  5. 自己肯定感を高める子育てができること

これらを順番にみていきます。

1. 物価が安いこと

まずは、物価の安さです。

もちろん国によって違うと思うのですが、東南アジアは比較的リーズナブルに生活していけると思います。
今いるのはマレーシアですが、ほとんどのコンドミニアムにはプールやジム、プレイグラウンドがあって、日本のマンションやアパートと同じ家賃でマレーシアのコンドミニアムを借りたとしたら、確実にそこより広くてジムやプールなどの設備があって、ショッピングモールに近い物件で、立地がいいコンドミニアムを借りることができます。

私も遊びたい盛りの子供たちが2人いるので、部屋の広さとプールやプレイグラウンドがコンドミニアム内にあることがとっても助かっています。

光熱費は、電気代さえ多少気をつけていれば、日本より安く済ませられます。

それと食費は、工夫しだいで抑えることもできます。
ランチで一人8リンギ、約200円でおいしくいただけるレストランもあります。

とにかく選択肢がたくさんあって、安くすませようと思うとそうできるし、例えば家ではオーガニックの野菜を使おうと思えばスーパーにたくさんオーガニック食品が揃っています。
それにオーガニック食材は、日本で購入するよりも安くて量がたくさん入っている感じです。

2. 気候がいいこと

2番目の理由は、気候がいいこと

今はマレーシアのクアラルンプールにいるのですが、今12月のクリスマスシーズンなんですけど毎日半袖で過ごせて、日中はプールに入ることがもちろんできます。

年中あったかいので、衣替えがないのも子育てしててありがたいです。
子供ってすぐ大きくなるので、去年の冬物の洋服がもう使えないってなったり、気候の変わり目だと朝晩の温度差が大きいので何を着させたらいいのか迷ったり。
こんなことがないですね。

あと、子供がアトピーを持っているのですが、日本にいる時は季節の変わり目でかゆがったり、冬場の気温の低下と乾燥でアトピーが悪化したりして困っていたのですがマレーシアに来てから症状がすごく落ち着きました。

あと、マレーシアは花粉がないので花粉症の症状がでません。日本にいると花粉の時期は鼻水と涙が止まらなくて外出できなかったり、結構年中いろんな花粉のアレルギーで目が痒かったりしていたのですが、これがおさまっているので快適です。

3. 英語や他の言語が学べること

次に3つ目のメリット、英語や他の言語が学べること

これも国にはよると思うのですが、海外に出ている以上最低限は英語を使うことになるので、少なくとも生活していく上で必要な英語は身についていきます。

さらにいうと、今いるマレーシアは「多民族国家」なので言語習得に関して本当に最適な国だと思っています。

マレーシアの公用語はマレー語、準公用語が英語なのですが、ビジネスシーンではほとんど英語が使われています。
マレーシアに住んでいる人たちは小さい頃から多言語を学んできているので、母国語と民族の言語に加えて英語が話せる方が多くいます。

実際、普段生活していると英語以外に「マレー語、中国語、韓国語」などいろんな言語がが飛び交っています。まだ区別できないですが、インドネシア語、タミル語、なんかも話されているみたいです。

今娘たちが通っている学校でもいろんな言語を学んで帰ってくるのでびっくりしてます。
先日は、気が付くと「マレー語」の歌で歌って踊っていました。
それに、中国語で書かれた教科書で学習したりしています。面白いですよね。

4. 様々な文化を体感できること

メリット4つ目、様々な文化を体感できること、をお話しします。
文化の面でいうと、
先日もインドの正月「ディワリ・ディパバリ」をお祝いしたり、ハロウィンで盛り上がったり、クリスマスを楽しんだり。

街中が他文化に溢れているので、驚きもけっこうあって面白いです。

学校でも様々な文化を持つ人たちが一緒に遊んだり学んだりしているので、ただ違う言語を話す人という認識だけではなくて、文化の違いを理解してお互いを尊重しあうことを学びます。

文化は、なかなか日本にいるだけでは体感できないところでもあるので、海外移住の大きなメリットだと思います。

5. 自己肯定感を高める子育てができること

最後に5つ目のメリット、自己肯定感を高める子育てができること、です。

これはどういうことかというと、どっちかというと日本にいるときは、「こうしないといけない」とか「こうあるべきだ」みないな周りと同じ感じにしていることが正解。みたいなところがあるかと思うのですが、今いるマレーシアでいうと、「一人一人違ってあたりまえで、いいところをどんどん伸ばそうね」みたいな風潮を感じています。

人口ピラミッド的にみても、マレーシアは子育て世代が多いからか、子供に対して寛容な人が多くて、子供を見つけると、ニコニコみんな笑顔でフレンドリーなんですね。
「ハロー」って挨拶すると「ハロー!!ハーイ!!」ってニコニコ返事をしてくれる、これって子供にとっても安心というか。

初めて学校訪問した時に、先生が子供にかけていた言葉が「ソー、クレバー」「ベリーグッド」なんていう褒める英語が多く飛び交ってたことも印象てきでした。
褒められると安心して取り組めるし、人と自分を比較することが少なくて幸福度も高まると言われていたりまします。

自己肯定感が高い子どもは、自分のことを大切に思い、周囲からも大事にされていると感じるので、失敗よりも成功を強く意識して前向きにチャレンジしたり、壁にぶつかっても立ち向かっていくことができます。

それと、人と積極的に関わって、他者や環境を受け入れ、良好な人間関係を築いていけるっていうことがあります。

海外移住して海外で子育てすることは、私はここに最大のメリットを感じています。

という感じで海外移住する5つの理由を伝えしました。

私は、海外に出る度に価値観が変わってきた

「海外に移住すべき」みたいな話をすると、よく、「日本が一番住みやすいし、安全だし」「日本が衛生面で綺麗で、食事も一番おいしいし」といわれたりするんですが、まぁそれも確かにそうだなとも思うんですが、私は海外に出る度に価値観が変わったりしてきました。

こうやって実際に海外に住んでみて、家族で移住してみて「わぁ、こんなに住みやすいんだ」とか思ったり、もちろん、日本が絶対良い!という人はそれはそれでいいのですが
「日本に住んでいてここが生活しずらいな、どうなんだろう」と疑問に思っている人や
「海外にまだ出ていないけど、海外移住してみたい」という人は少しでも行動に移してみてほしいと思います。

例えば、今ならLCCも飛んでいるので、安く海外に行けるので、ちょっと気になっている国に週末行ってみるとか、完全に移住する!までしなくても、3ヶ月、半年、1年、でも海外で生活してみるという経験が、その後の人生を大きく変えてくれたりするきっかけになるので、ちょっと考えてみるのもいいんじゃないかなぁと思います。

とにかく海外に出てみよう!

じゃぁどうやって実際に海外移住するのかということなのですが

まず最初は、海外に出かけて、好きだと思う国やここに住んでみたいなぁと思う地域を探してみるというのがスタートなんじゃないかなぁと思います。

私の場合だと、もうマレーシアのビザを取っていたりしますが、タイならタイランドエリート、フィリピンならSRRV、こういった長期移住ビザがあるのですが、いきなり「ビザを取ってい完全に移住するべき」とは全く思っていません。

まずは、観光ビザとかで海外に出てみるのがいいんじゃないかと思います。

世界には190カ国を超える国があって、日本人なら日本のパスポートでそのほとんどの国に行くことができるんです。
日本のパスポートってほんとすごいんです。ビザなしで行ける国が多いというのは、日本という国が世界からそれだけ信頼されているということです。
なのに日本人のパスポート保有率は25%に達していなくて、4人に1人しかパスポートを持っていないんです。もったいないですよね。
日本人としてのメリットを活かせるのは、海外に出ることで初めて発揮されます。
なので、日本人は海外に出た方がいいと思っています。

となると、一旦、まずは週末だけでも海外に出てみる。いろんな国に行ってみて、「ここいいな」って自分に合う国があったら、何かしら移住していく方法を模索していく、数ヶ月だけ移住してみる、なんていうことから始めてみるのがいいと思います。

というわけで、今回は「海外移住すべき5つの理由」から「実際にどうやって海外移住していくか」をお伝えしました。
結論としては、できるだけ海外に行ってみて、好きだな、この国に住みたいな、と思う国をまずは探してみるのがいいと思います。